古来から伝わる “鹿沼箒(ほうき)” 編みの技を駆使して創られる“きびがら細工” 。
お客さま方のお声から、お盆のお供え用の馬牛セットを急遽作っていただきました。
定番の十二支の意匠と仕立て方法はそのままに、サイズやバランスを見直しています。
キュウリの馬は緑の糸で、ナスの牛は紫の糸で編みました。
伝統を重んじたい気持ちはありつつも、現代では様々な問題も生まれていますね。
暑過ぎる近年の夏では、野菜で作られる馬牛が数日の間も保たないことが。
また、お仏壇サイズの現代化から、お供えスペースの問題も耳に入っておりました。
このきび柄細工で仕立てられた馬牛ならば、ご先祖さまも喜んで乗って帰って来てくださるのではないかと思います。
きびがら細工は、美しさと質の高さで日本一と言われる鹿沼箒と同様に、きびがら工房の房主・増形早苗さんが唯一の継承者として継がれています。
きびから細工は、60年以上の歴史をもつ、いつの時代でも色褪せない日本の美しい工芸です。
早苗さんの師匠でお祖父様である先代の青木行雄さんが、東京オリンピックのお土産にと「辰」を創案されたのが始まりで、その後に十二支が揃いました。
無農薬・無化学肥料の自然栽培で育てられる希少な材料を、箒に使えない端々まで大切にする想いも込めて制作されています。
箒の材料は“箒もろこし”や“箒きび”と呼ばれるイネ科の一年草。
穂先は箒として仕立てられ、茎はきびがら細工に使用されます。
サイズ:
[午] ≒w110×d35×h105 mm
[丑] ≒w100×d35×h80 mm
*2体セット、化粧箱入
*自然素材を生かしながら制作する手しごとの特性上、形、サイズ、表情の違いなどに個体差があります。
◆完売の場合はお問合せください。8/10発送が可能な追加の入荷がございます。
*本来の表記は「精霊馬牛」となりますが、きびがら細工十二支を由来として作品化されているため、「午丑」としております。