斉藤幸代 / さいとうさちよ

「型打ち」という技法で作つくられる器たち。草花を中心にした意匠を型に彫り、この繊細な模様が生まれます。型打ちならではの覚束なげで儚ない模様の表れ方、草木染めを思わせる日本を感じる色合いが、心をくすぐる風情を醸し出しています。器を纏った空気感も含めて感じていただければと思います。［斉藤幸代 / Sachiyo Saito］ 2000 佐賀県立有田窯業大学校ろくろ課卒。佐藤走波窯入社。2006 退社後、淡路島へ移住、独立。有田陶器市、企画展・個展などで活動。

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