古来から伝わる “鹿沼箒(ほうき)” 編みの技を駆使して創られる“きびがら細工・十二支” 。
美しさと質の高さで日本一と言われる鹿沼箒と一緒に、きびがら工房・房主の増形早苗さんが唯一の継承者として継がれています。
きびから細工の歴史は、2023年に60周年を迎えました。
早苗さんの師匠でお祖父様である先代の青木行雄さんが、東京オリンピックのお土産にと「辰」を創案されたのが始まりだそう。
この日本の美しい工芸は、この先いつの時代でもきっと色褪せないことでしょう。
直線的かつ柔軟性のない素材で、十二支いずれもが見事なまでに生き生きと、特徴を表した造形になっています。
12の干支を揃えて飾る“十二支揃え”は、更に縁起が益すとの言い伝えもあります。
無農薬・無化学肥料の自然栽培で育てられる希少な材料を、箒に使えない端々まで大切にする想いも込めて制作されています。
箒の材料は“箒もろこし”や“箒きび”と呼ばれるイネ科の一年草。
穂先は箒として仕立てられ、茎はきびがら細工に使用されます。
サイズ:各干支により異なります
[概寸一例]
子:≒w 30×d30×h60 mm
丑:≒w 80×d30×h65 mm
寅:≒w 70×d30×h70 mm
辰:≒w100×d30×h50 mm
*十二支まとめて1つの化粧箱入でのご用意となります。
*自然素材を生かしながら制作する手しごとの特性上、形、サイズ、表情の違いなどに個体差があります。
◆完売の場合は、予約を承ります。納期は個別にご返答いたします。